真の自由を目指して

己の潜在能力を100%引き出すための成長記録

クローズドノートの沢尻エリカが光っていた

何かと今が話題の沢尻エリカの映画が観たいと思い、アマゾンプライムをチェックしてみた所、「クローズドノート」を観ることにした。

12年前の映画なので、沢尻エリカが人気絶頂期の時代だ。21歳位の頃なので、若々しくて、存在感が際立っていた。

僕は普段は英語学習のために、洋画を中心に観るため、邦画を観るのは貴重だ。この映画は、1回目は途中で寝てしまい、記憶がおぼろげだったので、2回目はしっかり観た。


キーワードになる万年筆で書くシーンが印象的だった。今や、フリック入力が当たり前の時代に、万年筆でしっかりと文字を書くことが、ひとつの芸術だなと思う。

僕はもITの仕事をしているので、圧倒的にキーボードで入力しているからこそ、パソコン上のメモをあえて、2度手間になりながらも手書きで書くようにしている。

手書きの文字は個性そのものだ。自分にしか書けない文字だからこそ、それにより、思考も熟成されて、自己を創り上げることができる。


石飛リュウイラストレーターだからこそ、最高の道具である万年筆を探す情景は印象深い。指先を通して、自分の世界観を最高レベルで表現したいという欲求を、クリエイターなら誰しも持っている。


香恵の恋は結局叶わなかったが、二人の関係はより日記をとおして深くなることができた。この映画は恋愛より、人間心理の本質を描いているので、観た後にじっくり、自分自身の事を振り返ることができた。