真の自由を目指して

己の潜在能力を100%引き出すための成長記録

木に触れると地球のエネルギーを感じる

先日公園に行った時に、「自然と触れ合いたい」という気持ちになり、目をつぶりながら右手で木に触った。樹木100年は経過しているような立派な木だ。こうやった触れることによって、木とのコミュニケーションいや大地、しいては地球と一体化した感じがした。

 

現代社会では、人間が作った人工物に囲まれながら生きている。マンションもコンクリートの塊で、服も繊維だし、大地もアスファルト、移動も金属とあらゆるものが人工物だ。確かに生活は便利になったが、動物としても本能的感覚はどんどん退化している。

 

空を飛んでいるカラスを見ると、暑かろうが、寒かろうが、何も羽織らず、愚痴も言わず、淡々と飛んでいる。それがごく自然な生き方だから。

 

それが人間になると、たかが5度くらいの気温でも、寒い寒いと、何枚も服を重ね着して、家では暖房器具をフル回転させて寒さを凌いでいる。知能的には動物界で最強の生き物だが、肉体的には一番ひ弱な生き物なのが人間だ。

 

しかし、こうやって木と触れ合うと、人間がもつ遺伝子情報が、生物としての本能を少しばかり呼び覚ましてくれるような感覚になる。もともと人間も他の動物と同じく自然と触れ合っていたのだから、自然と佇むという行為はとても大切なことだと思う。